鉄道電気技術賞と無事故継続

平成29年6月13日東京都千代田区ホテルメトロポリタンにて一般社団法人日本鉄道電気技術協会様より鉄道電気技術賞をいただきました。件名は、獣類と列車との衝突事故を回避し、鉄道の安全・安定輸送と野生動物との共存を実現した「シカ(鹿)踏切システム」の開発です。共同受賞した近畿日本鉄道(株)様、(株)京三製作所様、(株)トーキンシステム様、と関係各位様に感謝申し上げます。
会場で、近畿日本鉄道(株)様各位様と久しぶりに面会でき、その中で「シカ踏切」の無事故が393日継続しているとの情報を頂き、受賞に花を添えて頂きました。

賞状       鉄道と電気技術

今回の表彰に至った研究開発は、鉄道と電気技術2017年6月号のテクニカルフォーラム優秀賞の「汎用技術を応用した新しい仕組みの獣害対策」に掲載されました。近畿日本鉄道様の過去12年間の接触事故推移、これまでの対策内容、新しい仕組みと効果検証、実証確認などが記されています。汎用技術であるユーソニックの効果検証からシカ踏切に進展させて、更にシカ踏切のシステムとしての有効性を確認し、今後も、「鉄道の安全」を築き上げる内容となっています。

 

鹿の踏切_7ヶ月後の報道

2台のユーソニックを使用した小規模評価から1年、規模を広げたシカ踏切の完成から7ヶ月が経過、その内容がテレビと新聞により報道されましたので紹介いたします。

 

「大阪毎日放送ボイス」  2016年12月16日(18時47分~) 放送

 

  • 見えない踏切を覚えていますか?
  • 設置から7ヶ月が経過し予想以上の効果だった。
  • 奈良県内でも設置に向けて準備を始めた。
  • 毎日どこかで事故が発生、ネットなどの対策を行うが成果が上がらなかった。
  • そこに登場したものが鹿に不快な音を与える装置、鹿の通り道に設置して「見えない踏切」を作る。
  • 5月の装置を設置して効果を検証、7か月を過ぎて「接触事故が0件」で担当者も驚く。
  • 予想以上の効果で、安全輸送が保たれることが、うれしい
  • 他の路線、榛原~室生口大野間でも準備に入った。
  • 監視カメラを仕掛けて鹿の通り道を特定、鹿を安全に通す。
  • 他の鉄道会社や農業分野の応用も考えている。鉄道会社から始まった新たな広がりに注目。
  • 鹿を通してあげる・・ただし、事故を行ないようにね・・生態系も維持される。
  • 近鉄さん、おみごと!
  • 日本の農産物の被害、年により80億以上あると言われている。
  • 有用性が認められた。より増えていくといいなと思います。

 

産経新聞(夕刊)より

増える動物事故鉄道各社苦慮

近鉄東青山駅周辺では、昨年17件の衝突事故が発生した。

シカ踏切設置後、7ヶ月が経過して衝突事故はゼロに抑えられた。

http://www.sankei.com/west/news/161216/wst1612160040-n1.html

 

 

鹿の踏切(ユーソニック)報道される。

鹿の踏切が「NHKニュースほっと関西」で紹介されました。

鹿の踏切は、鹿と鉄道車両の接触事故の対策として逆転の発想から生まれました。

 

2016年7月20日NHKニュースほっと関西
2016年 7月21日NHK三重

 

その内容

  • 電車がシカをはねる事故が後を絶たない。
  • 近鉄管内の鹿と電車の事故は、年々増加していて313件/H27発生している。
  • 近の今までの取り組みは、線路に鹿を寄せ付けない作戦!
  • 鹿除けロープを12Km設置しましたが、ロープを掻い潜る鹿。(柵と飛び超える映像)
  • 事故が多い区間では線路が生息域を分断する形になってる危険を冒してでも線路を横断していた。
  • 鹿を避ける対策では、通用しない。発想を変えて鹿との共存を考えてシカ踏切を考えた。
  • 線路の両脇におよそ1キロにわたってネットを張った上で、5か所にネットを空けた場所を作り、 鹿が線路を横断できるようにした。
  • 電車が通る時間帯にはシカが入らないようにし、最終電車の後は装置を止めてシカを通す仕組み。
  • ネットがガードレール、線路が道路、ユーソニックが踏切。
  • 担当者は、「シカとの共存が果たせる仕組みができた」。動物愛護の面からも良い。
  • ほかの路線にも広げていく。

鹿の踏切が「NHKおはよう日本(全国版)」で紹介されました。

2016年8月3日に、NHKおはよう日本で、線路の鹿衝突防止の方法が紹介されました。

内容

  • 全国で列車とシカが接触する事故が増加、平成26年度は5,000件に達している。
  • 鉄道会社がたどり着いたのはシカを排除するのではなく、鹿と共存するという逆転の発想だった。
  • 三重県津市での撮影では、電車と鹿の事故が発生しダイヤが乱れる。
  • 大阪など2府3県に路線をもつ近畿日本鉄道は、シカとの接触事故は奈良から三重に至る山間部を中心に発生。
  • 件数は昨年度300件と統計を取りだしてから最多となった。
  • シカ対策に取り組んだ近畿日本鉄道、匹田雄史さん。
  • 近鉄がこれまで取り組んできたのはシカを線路に寄せ付けない対策。
  • シカロープなど設置したが、効果がなかった。
  • シカはなぜ線路に入るのか、近鉄は対策チームを組み生態を詳しく調べた。
  • その結果、シカの痕跡は線路を挟むようにして両側に広がった。
  • 生息域を分断しルートが判明した。
  • 鉄分補給のためレールをなめる習性があることが判明。
  • 鹿との共存は、鹿専用の踏切「シカ踏切」
  • 線路に防護ネットを設置し、5か所あえてネットのない場所も作った。
  • 遮断機の代わり設置したのがユーソニックという装置
  • 動物が嫌がる音を発します。
  • 鉄道が走る時間帯だけは、この装置で鹿を近づけないようにする。
  • 鉄道が走っていない時間は停止、鹿に渡ってもらう作戦。
  • ユーソニックが踏切、ネットがガードレール、線路が道路のイメージ
  • 設置後、鹿は線路外をうろつくが入ってこない。
  • 鳴りやんだ1分後、線路内に入ってきた。
  • 多い月には3日に1回あったシカとの接触はシステム導入後ゼロとなった。
  • 共存が、動物愛護の面から良いと思う。

大阪毎日放送VOICEで、鹿対策で「見えない踏切」が紹介されました。

内容

  • 近鉄線路に侵入する鹿が線路を舐める。
  • 近鉄が新たに打ち出したのは「鹿の踏切」を作ること。
  • 劇的な成果を上げている。
  • 1年で300件を超える鹿との接触事故。
  • 鹿の生息域内に電車の通路があり、夜になると鹿がやってくる。
  • 事故が発生すると、お客様が目的地に定刻に着かないことが問題。
  • JR西日本では、ライオンの糞尿をまく対策をとったが、臭いで近隣住民から苦情。
  • 線路を舐めるのは鉄分が欲しいのでは?。
  • シカは生活パターンがあり、線路をを渡るポイントは、毎回同じ。つまり、線路の上に「シカの道」があることが判った。
  • そこでひらめいた!道があるなら踏切を作れば良い。
  • そこで持ち出したのが「ユーソニック」という特殊な装置
  • 不快な音で見えない踏切を作る。
  • 鹿の通る道以外をネットで塞ぐ、鹿の通路にユーソニック
  • 電車の通る時間は、この装置で道を塞ぐ、電車の通らない時間は装置を止めてシカを安全に通す。
  • まさに見えない「鹿の踏切」
  • ガッツポーズで!効いてる効いてるといった感じでした。
  • 5月に設置以来一件も事故が発生していない。
  • 長年のシカ対策に、青信号がともるかもしれません。
  • 国交省に聞けば全国同じ悩みがある。多いのはシカ、イノシシ、クマ、北海道では丹頂も。
  • 丁寧に埋葬しているが、マダニでは人間にも被害もある。

 

フジテレビ 「クイズやさしいね」で鹿の踏切が出題されました。

2016年9月20日 フジテレビ「クイズやさしいね」の内容

出題:「野生のシカを守るために設置されたモノは?」

A:シカ専用のエサやり場
B:電車にシカを守るためのエアバックを付けた
C:シカ専用の踏切

 

関西テレビで「シカとの事故増加 近鉄の”秘策”とは」が紹介されました。

2017年3月13日 21:47

  • 奈良県宇陀市の近鉄大阪線の線路に設置
  • 去年はこの付近でシカとの衝突が27件発生(多発地帯)
  • 近畿日本鉄道 芝原様:「我々も助かりますし、シカさんも助かる。」 「人間とシカ、お互いが安心して生活できるよう模索が続きます。」

 

 

放送局名とタイトル、放送日時

2016年7月20日 放送  NHK関西 ニュースほっと関西(18時10分~)

2016年7月21日 放送  NHK津  NHKニュース(18時00分~)

2016年8月  3日 放送  NHK全国 おはよう日本(7時00分~)

2016年8月10日 放送  大阪毎日放送 ボイス(18時30分~)

2016年8月12日 放送  大阪毎日放送 ちちんぷいぷい(15時00分~)

2016年9月20日 放送  フジテレビ クイズやさしいね(19時00分~)

2016年9月23日 放送  東海テレビ みんなのニュース(16時49分~)

2016年12月16日 放送 大阪毎日放送 ボイス(18時47分~) ⇒ シカ踏切_7ヶ月後の報道

2017年3月13日 放送  関西テレビ 関西のニュース(21時47分~)